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読んだ本の感想

「同志少女よ、敵を撃て」を読んで

同志少女よ、敵を撃て | 逢坂 冬馬 |本 | 通販 - Amazon.co.jp


今、読まず、いつ読むの?というくらいタイムリーな小説
こういった小説は、一生涯を語らず、この後は読者の想像にお任せします、という本が多数だが、狙撃手引退後も語られていてよかった
そして、男性が書いているとは思えないほど女性の心理をよく理解している
作者さんは、史実やジェンダーについてたくさん勉強したんだろう


重たい内容だが、軽妙に感じる点も多かった


そして、テレビやネットニュースでは・・・今の状況ととても重なる


読み応えのある1冊につき、一気に読める時間を作ることをお勧めします