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読んだ本の感想

「オー・ヘンリー傑作選」を読んで

朝ドラに、パン屋の物語が出てきたので、しっかり読みたくて購入


バッドエンドばかりかと思ったら、ハッピーエンドもあるのです。
解説には、自身はもちろん、牢屋で出会った囚人の身の上話、など本当の話も多く、
真実は小説より奇なり、です。


衝撃的だったのは、”最後の一葉”です。
ラストの葉っぱが壁に描かれていた絵とは知らず、肺炎だった少女は、その一枚の葉によって生きる気力をもらい、病気を克服した、という話だと思っていました。
どうして、私は、その葉の絵を描いた画家の末路を知らなかったのでしょうか。


衝撃・・・


だから、本をたくさん読むことにしたのでした。
本から得る常識・・・さらされる私の無教養っぷり


ストーリーだけは知っている、という話がたくさん入っていました。
表情や時系列の描写力、伏線の張り方、女性の描き方など、素晴らしいと思いました。


オー・ヘンリー傑作選 (岩波文庫 赤 330-1) | 大津 栄一郎 |本 | 通販 | Amazon