「鴨川ランナー」を読んで
友人から大絶賛、絶対読んで、と言われたので読みました。
きみ、という1人称で自身のことを語っている
なんというか、違和感から始まります
日本語を学びたい、とやってきた外国人の生きづらさ、悩みがよくわかりました。
とても文章が上手です。ものすごく日本語を勉強してきたのだろうと思いました。
京大生が女の子を追っかける本は、きっと、あの本だろうな、とか谷崎潤一郎のくだりなど、嬉しくもなりました。
しかし、友人がどの部分にもっとも感動したのかが不明でした。
私には、少し、暗く感じました。
今度から外国人に接するときは、日本語で話そうと思いました。
どうしても、英語で話しかけてしまうし、日本人同士の会話に参加させづらい雰囲気を作っていました。
そのことについては、前々から気づいていて、どうにかしないといけないと思っていました。
自分の態度をあらためようと思った作品です。
いろいろなところで評価の高い1冊につき、共感できなかった自分の読み方が悪いのか、な・・・。
しかも、初投稿で、この感想。
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